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第7章 シーン　7

　大輔が見ているかどうか気付かれないようにそっと盗み見る。見ていた。じっと凝視しながら股間はさらに興奮して天を向いていた。見られていると思うとあたしもさらに興奮が高まっていく。イメージプレイで何度となく互いに興奮していたシーンが想像ではなく現実の行為として繰り広げられていく。風間さんのペニスと思って行われていたプレイが本物で現実に進行していることでさらに興奮が高まっていく。大輔もそうなのだろう。というか、イメージプレイでは風間さんの役を行っていた訳で、本当の意味での親友との寝とられを直接目の前で見るのは初めてなのだ。寝たふりをしながら気配で興奮したり、隠し撮りで録画した映像では何度か見てはいるのだろうけれど、リアルな現実を目の前にして大輔はどれくらいのめり込むのだろうか。あたしの思っている様になるかは分からないけれど、間違いなく大輔は異常に興奮している。