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遠い日の約束。
第5章 忘れていた過去
お義兄さんが彩ちゃんとの出会いを懐かしむように話してくれた。
彩ちゃんもお義兄さんとの出会いは運命だったんだよって話してた。
詳しくは聞かなかったけど…

「華ちゃんも…そんな人できた?運命を感じる相手」

黙り込んだ私にお義兄さんが優しく聞いてくる。

「運命か…なんて分からない…けど、とても大事な人…」

「そう…だったらその気持ち大切にして。誰にでも幸せは平等だから。怖がらずにその手を取って共に生きてごらんよ。自分の幸せは自分だけのものじゃないから…華ちゃんが幸せになって、その相手の人もそうだけど彩やお父さんお母さんを幸せいしてあげて」

お義兄さんの手が私の頭に移動してワシャワシャとする。
いつもどこか一線を引いていたお義兄さんが今日は近くに感じた。
彩ちゃんが選んだ人はやっぱり素敵な人だった。

「はい…ありがとうございます」
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