この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
やめて、やめないで(5DOLL三部作目)
第5章 若者
相変わらず学校は同じ…可もなく不可もないまま時間だけが進む。
器用に仮面をかぶり、無難にそつなく過ごせる人だけが楽しく過ごせる場所。
興味あるのは異性と流行…音楽と見栄えと遊び。
個性を出すと叩かれる…普通が一番。
学生服と同じ…皆、似たり寄ったり。
何の為に高校に?
とりあえず高校に…ワケが分からないままに。
他人…両親や先生や世間の言うがままに。
誰か1人でも
お金持ちになってやる。って言う人がいたら私の高校生活も変わったかも。
前に妙子と話した事があった。
妙子は[楽しまなきゃ]と言う…[どうやって?]
彼女は
[たくさん友達作ってカラオケ行ったり、バカ言い合ってさ]
不思議そうなモノを見るよう目をして答えた。
[それで?]
[それが楽しいのよ]
私の問いに妙子は笑って言った。
私には分からなかった…今も分からない。
器用に仮面をかぶり、無難にそつなく過ごせる人だけが楽しく過ごせる場所。
興味あるのは異性と流行…音楽と見栄えと遊び。
個性を出すと叩かれる…普通が一番。
学生服と同じ…皆、似たり寄ったり。
何の為に高校に?
とりあえず高校に…ワケが分からないままに。
他人…両親や先生や世間の言うがままに。
誰か1人でも
お金持ちになってやる。って言う人がいたら私の高校生活も変わったかも。
前に妙子と話した事があった。
妙子は[楽しまなきゃ]と言う…[どうやって?]
彼女は
[たくさん友達作ってカラオケ行ったり、バカ言い合ってさ]
不思議そうなモノを見るよう目をして答えた。
[それで?]
[それが楽しいのよ]
私の問いに妙子は笑って言った。
私には分からなかった…今も分からない。