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やめて、やめないで(5DOLL三部作目)
第7章 10代の青春
[近藤、俺…妙子からお前のメアドを聞いてもいいかな?]

酒が入ってるとはいえ、真剣な眼差し。

恋愛の小手先な駆け引きはない直球を、神崎は投げてきた。

私は悩む…黙ったまま。
神崎は沈黙の痛みに我慢できず
[お前…好きな人とかいるんだ]

私は首をふる…好きな人なんか本当にいないのは事実。

[本当か?]
神崎の顔が明るくなる…素直でシンプル。

妙子が気になる…妙子は男女間の…特に自分に関わる事にはとても敏感。

神崎が私を追いかけて外に出た事は把握してるはず。

[妙子は神崎さんの事好きなんだよ。大事にしてあげて…ご馳走様でした]
ちょこんとお辞儀をし、そう言って神崎を後にした。

私は彼の投げたボールを捕らなかった。

帰路…結局、妙子にメールはしなかった。

明日の学校がめんどくさかった。

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