この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
やめて、やめないで(5DOLL三部作目)
第8章 肉体と精神
バスルームから出る間。服を着替える間も彼は話し続ける。
財布から、たたんだ10万円と無造作に取り出した札。4万円4千円。
[服代…タクシー代も入ってるからね]
彼は散らかって床にあるオーバーオールを、器用に自分の鞄に入れ
[これ持っていっていいよね]
私の返事を待たずに閉まい込んだ。
濡れたYシャツはバスルームにそのまま。
最上階にあるレストランからルームサービス…部屋で食事。
食事中も彼は喋る…話題が尽きないのに感心する。
他のパパもそうだけど、お金を稼ぐ人は、必ず何かしら普通の人とは違う。
共通点は、お金を使う時は使う。したい事をする。
つまり
お金をいつでも使える。
したい事をできる。
お金を出し惜しみしないし、自分の性格も出し惜しみしない。
お金がない…ないから貯める人と、ないから稼ぐ人。
私は彼に聞いた。
[お金は貯めてるの?]
彼はキョトンとしながら言った。
[多少はあるよ。でも、なきゃ作ればいいだけさ]
[どうやって?]
思わず質問した…彼は何度か頷いてたから答えた。
財布から、たたんだ10万円と無造作に取り出した札。4万円4千円。
[服代…タクシー代も入ってるからね]
彼は散らかって床にあるオーバーオールを、器用に自分の鞄に入れ
[これ持っていっていいよね]
私の返事を待たずに閉まい込んだ。
濡れたYシャツはバスルームにそのまま。
最上階にあるレストランからルームサービス…部屋で食事。
食事中も彼は喋る…話題が尽きないのに感心する。
他のパパもそうだけど、お金を稼ぐ人は、必ず何かしら普通の人とは違う。
共通点は、お金を使う時は使う。したい事をする。
つまり
お金をいつでも使える。
したい事をできる。
お金を出し惜しみしないし、自分の性格も出し惜しみしない。
お金がない…ないから貯める人と、ないから稼ぐ人。
私は彼に聞いた。
[お金は貯めてるの?]
彼はキョトンとしながら言った。
[多少はあるよ。でも、なきゃ作ればいいだけさ]
[どうやって?]
思わず質問した…彼は何度か頷いてたから答えた。