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夏の華 〜 暁の星と月 Ⅱ 〜
第1章 夏の華
「…ああっ…‼︎」
月城の熱い牡液を一気に体内で受け留め、暁は肉筒を痙攣させながら達した。
最後のきつい締め付けに、月城も眉根を寄せて悦楽に耐える。
意識を失うのと同時に、月城のスーツの上着に擦り付けられていた暁の薄紅色の花茎から白い花蜜が放たれ、上着をしたたかに濡らした。
残りの花蜜を扱いて出してやると、暁は月城に崩れ落ちるようにしな垂れかかり、意識を手放した。
ゆっくりと暁の体内からまだ十分に硬い牡を取り出す。
そしてそのまま、暁を愛おしげに抱き上げると寝室に運ぶ。

褥にうつ伏せに横たえさせる。
引き千切られた白いシャツをしどけなく羽織ったままの姿、暁の青白い双丘の奥の花蕾から、月城の放った牡液がゆっくりと滴り落ちる…。
眩暈がするほど、淫蕩な光景に、月城は己れを自制することもなく再び暁に襲いかかる。

意識のない暁の腰を高く掲げさせ、脚を開く。
そのまま一気に、硬く昂る男根を挿入する。

今日は全く意識が戻っていないので、暁は僅かに眉根を寄せ、その桜色の唇を震わせただけの反応であった。
しかし暁の花筒は健気に月城の牡を迎え入れ、再びやわやわと締め付けようとする。
暁の中は月城の精で濡れそぼり、抽送を始めると卑猥な水音を立て始めた。
「…暁様…暁様…」
意識のない美しい人形のような暁を犯す…。
か弱い姫君を捕らえ、乱暴に犯しているような…月城の歪んだ加虐性が刺激され、身体が震えるような悦楽を得る。
「…ご自分がこんなにも嬲られ、犯されていることもお分かりにならず…なんというお美しいお貌をなさっているのですか…」
月城は荒々しく律動を繰り返しながら、意識のない暁にかき口説く。

暁がほんの少し、甘い声で喘いだ。
「…ああ…つきし…ろ…」
その声に劣情を刺激され、卑猥な動きで腰を遣う。
「…いやらしい身体だ…意識を失われても尚、男を離さない…淫らな…穴だ…」
「…んっ…は…あ…あ…」
無意識にか細い悦がり声を上げる暁が愛おしくてならない。

月城は前後の動きを激しくし、暁の華奢な身体ががくがくと揺さぶられてゆくのもお構い無しに青年を犯し続け、最後に再び熱い牡液を、体内の奥深くに存分に種付けをした。
「…私の子を…孕んで下さい…!…そうすれば貴方を永遠に独り占めできる…!」
常軌を逸した言葉を口走りながら、月城もまた深い悦楽の沼に堕ちていったのだった…。
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