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夫を見送った後に…
第10章 性癖
数時間後…
外はすっかり明るくなった頃に私は目を覚ました、ソファの上で横になり宇田川の太腿を枕にして眠っていたようです。
宇田川はテーブルの上にあるノートPCを操作していた、私が眠った後に宇田川が私を凌辱したい人を正式に募集したらしく、多数の人間と連絡を取り合っている様でした。

私は立ち上がると特に宇田川に声を掛けるでも無くトイレに向かう、宇田川も今更私が逃げる事などしないと思っているのだろうか、無言でPCを操作し続けていました。

用を足してリビングへと戻る、宇田川は変わらずPCに向かっている。
その表情は醜く歪んでいました、それだけで私はその日想像も付かない程の男達と性行為をさせられると察する。

いえ、性行為…と言うよりも男達の性処理道具として扱われるといった方が正しい表現でしょう。
それを想像しただけで下腹のあたりが熱くなって来てしまう。

それを少しでも冷ますために冷蔵庫を勝手に開け、冷えたお茶を取り出すとコップに注ぎ一気に飲み干す。

頭も体内も少し引き締まった様な気がする。

宇田川は相変わらずニタニタと気色の悪い笑みを浮かべながら作業を続けていました、それをぼんやりと眺めながら昨夜、自ら進んで体を捧げた事が悔しくて堪らなくなる。

誰がどう見ても醜い男だ、全身に贅肉を蓄え汗と中年特有の臭いが混ざっている男。
あんな男と悦んで唇を重ね、舌を絡ませ合い、生でセックスをし、幾度も膣内に射精させた。

私は何て変態なんだろう…相手の外見が醜悪であればあるほど快楽が深く高くなってしまう。
被虐性が止まらない、昨日3人の見知らぬ男に体を捧げた事で私は解放されてしまった。

そしてこの日、更に多くの男達に…

そんな事を考えていると自然と宇田川の背後に近付いてしまう、背を曲げPCを操作している宇田川とソファの間には私が入れる程の隙間が出来ており、私は背もたれを乗り越えてその隙間に体を潜り込ませる。

宇田川の背中に体を密着させては両手を脇の下から前に回す、両手の親指の腹で宇田川の乳首を転がし始めました。

『…………』
少しピクンと反応したが宇田川は無言で作業を続けている、私はお構い無しに乳首を転がし続けました。
コロコロと転げ回る乳首が硬くなる感触が親指に伝わってくる。

親指や人差し指で転がし弄んでいると宇田川では無く私の口から甘い吐息が漏れ始めていました。
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