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アクマと私
第4章 中学三年生編1【樹里 side】
周囲の非難の視線を痛いくらい感じ、
「ご、ごめんなさい」
私は穴があったら入りたい気持ちになる。
「プッ…おもしろいね、君って。おれは日野原元気、君の名前を聞いてもいい?」
「あ、羽田樹里、です」
爽やかな名乗りに釣られ、私も名前を告げた。
「志望校は公立だよね?おれ、第一志望は栄進学園なんだけど公立の進学コースも受ける予定だから、栄進に落ちたらよろしくね」
確かに公立にも進学コースはあるけど、栄進学園よりもワンランク下だ。さらに私が受けるのは公立の普通コースで、進学コースとはレベルどころか校舎も違うはずだ。
ちなみに栄進学園は拓磨の志望校でもある。
「ご、ごめんなさい」
私は穴があったら入りたい気持ちになる。
「プッ…おもしろいね、君って。おれは日野原元気、君の名前を聞いてもいい?」
「あ、羽田樹里、です」
爽やかな名乗りに釣られ、私も名前を告げた。
「志望校は公立だよね?おれ、第一志望は栄進学園なんだけど公立の進学コースも受ける予定だから、栄進に落ちたらよろしくね」
確かに公立にも進学コースはあるけど、栄進学園よりもワンランク下だ。さらに私が受けるのは公立の普通コースで、進学コースとはレベルどころか校舎も違うはずだ。
ちなみに栄進学園は拓磨の志望校でもある。