この作品は18歳未満閲覧禁止です
アクマと私
第6章 中学三年生編2【樹里 side】
「ッ!」
それは日野原君と拓磨の小さい頃のアルバムで、なんというか、その…
「控えめに言っても天使なんですけど!?」
「あはは、喜んでもらえて良かった」
うちの杏樹も可愛いけど、チビ拓磨の愛らしさは次元が違う。
「あああ〜、なでくりまわしたいぃ」
「え、それはちょっと…」
ん?さっきから私の心の声に日野原君が合いの手を入れてくるような気がするなぁ…
「樹里ちゃん、漏れてるよ?心の声が大音量で」
───ぎゃあああ!