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アクマと私
第6章 中学三年生編2【樹里 side】
拓磨の腕から逃れようと暴れたら、かえってスカートが捲れあがってしまう。

「無理やりって言うけど、あの日も今も樹里から誘ってるよね?」

「してないわよ、そんなこと!」

「…素直じゃないなぁ、樹里は」

「ん…ッ」

拓磨は私の頬を両手で挟んで引き寄せ、唇を重ねる。

「あ…んぅ…ダメだってば…」

触れるだけのキスとは違う、深い口づけに脳ミソまで蕩けそう…




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