この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
アクマと私
第6章 中学三年生編2【樹里 side】
「普通コース合格者と保護者の皆さん、体育館で順次入学手続きをお願いします」

係員さんが拡声器で告げると、それまであちこちで雑談していた合格者たちが次々と体育館へと移動し始める。

「あ、私たちも行かなくちゃ!拓磨君、今日は樹里に付き添ってくれてありがとう。時間がかかると思うから、待ってなくていいわよ?」

「日野原君、また学校でね」

二人きりにするのは心配だけど行かないわけにはいかない。

「…お前も行けば?手続き」

「進学コースは1時間前に発表と手続きが済んでるんだ。おれは樹里ちゃんが気になったから残っただけ。母さんは先に帰ったけど、拓磨も来るなら一緒に待ってれば良かったな」

背後の会話を気にしつつ、私は母と共に体育館へと向かう人の流れに乗った。




/245ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ