この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
アクマと私
第6章 中学三年生編2【樹里 side】
1ヶ月前とは逆に、今夜はうちにおばあちゃんと拓磨を呼んで合格祝いの宴が催された。
「これ、主人から樹里ちゃんに。主人も来たがっていたのだけど、急用があって出かけてしまって…ごめんなさいね」
「ううん、ありがとう!」
おばあちゃんがくれた、おじいちゃんからのプレゼントは人気のチョコレートセットで、私はもちろん杏樹も母も大喜びだ。
「…拓磨君のおかげよ、本当にありがとう」
「さすがは杏樹のタッ君だよね!」
母の感謝の言葉に、本人ではなく拓磨の膝に乗った杏樹がドヤ顔をする。
「これ、主人から樹里ちゃんに。主人も来たがっていたのだけど、急用があって出かけてしまって…ごめんなさいね」
「ううん、ありがとう!」
おばあちゃんがくれた、おじいちゃんからのプレゼントは人気のチョコレートセットで、私はもちろん杏樹も母も大喜びだ。
「…拓磨君のおかげよ、本当にありがとう」
「さすがは杏樹のタッ君だよね!」
母の感謝の言葉に、本人ではなく拓磨の膝に乗った杏樹がドヤ顔をする。