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アクマと私
第6章 中学三年生編2【樹里 side】
「やだッ…バカァ」

「…なんで元気に、僕と付き合ってないって言ったのさ」

拓磨は低い声で言い、私の耳たぶを甘噛みする。

「んッ…だって…塾以外では会わないと思ったし、拓磨と従兄弟だなんて想像もしてなかったもん」

「よりによって、あんなヤツに気に入られて…僕は不愉快だよ」

「ふあッ!?」

いつになく乱暴に、拓磨は私をベッドに押し倒した。



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