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アクマと私
第7章 高校一年生編【樹里 side】
ケーキバイキングの会場は駅ビルの五階にあり、会場時間より1時間も前だというのに通路に長蛇の列ができている。

「うわぁ…やっぱり人気だね」

「多分、これでも列は短い方だと思うよ」

げっそりしながら最後尾に並ぼうとした時、
「樹里ちゃん、こっち、こっち!」
行列の真ん中辺から私を呼ぶ日野原君を見つけた。




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