パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第7章 高校一年生編【樹里 side】

「誰？」
「進学コースの日野原君。中学の時に同じ塾に…」


戸惑う私たちの所へ日野原君が駆け寄ってきて、

「男二人で来たんだけどさ、予想以上に女の子ばっかりで居心地悪かったんだよね。並んでる間だけでも樹里ちゃん達と一緒のグループって体(てい)にしてくれないかな？」

小声で言った。

「えーと、どうする？」

日野原君と顔見知りなのは私だけで、列からこっちを見てる友達やナルミちゃん達は初対面だし難しいかも？などと思っていたら、

「良いよ！」

私の心配をよそに満場一致で可決された。