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アクマと私
第7章 高校一年生編【樹里 side】
『楽しそうだね、樹里?』

ひんやりした空気が、スマホを通して伝わってきた。

「え、う、うん、楽しいよ?」

『それって、元気と一緒だから?元気が自慢気に写メを送ってきたよ』

「違っ…日野原君とは偶然ここで会って…」

『楽しいデートだもん、杏樹を連れていけないわけだよね?』

「違うって言ってるじゃない、なんなの?ヤキモチやいてんの?」




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