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アクマと私
第7章 高校一年生編【樹里 side】
「樹里ちゃん、大丈夫?」

いつまでも帰ってこない私を心配して、ナルミちゃんがトイレに迎えに来てくれた。

「ごめんね、大丈夫だよ〜」

くだらないことを悩んでいただけなのに心配をかけてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

「ううん。私もお邪魔虫扱いで、あそこには居づらいもん。逃げたくなる気持ち、分かるよ」

私とナルミちゃんは顔を見合せ、苦笑いした。




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