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アクマと私
第7章 高校一年生編【樹里 side】
「別に言い訳しなくてもいいよ。どうせ僕らは本当に付き合ってたわけじゃないんだし、樹里が元気を好きになったなら僕に止める権利はないしね」

「それはそうだけど、だからってそんな急に」

自分でもどうしてこんなに動揺しているのか分からない。
ただ、今までなら不機嫌になりながらもエッチしたり脅したりして私を言いなりにしてきた拓磨の素っ気なさが不安を掻き立てる。




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