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アクマと私
第8章 エピローグ
興奮した杏樹が泣きべそをかきだすと、さすがに周囲から私に非難の目が注がれる。

「樹里、大人げないよ?杏樹もそんなに泣かないで…ほら、抱っこしてあげるからさ」

「うー、タッ君〜」

鼻をすすりながら拓磨の首に抱きついた杏樹が、私だけに見えるようにアッカンベーをした。





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