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アクマと私
第3章 中学一年生編【樹里 side】
「はああ!?なんであんなヤツと!冗談じゃないッ」
ビックリしすぎてつい大声を出してしまった。
「ふふッ」
「ここ、笑うとこじゃないからね?」
「だって聞いた通りの反応だったから面白くて…ごめんね?」
ナルミちゃんの話によると、クラスの女子が拓磨に『黒井君は羽田さんと付き合ってるの?』と聞いたら、唇に人差し指を当てて意味ありげに微笑み、『その質問、樹里にはしないでね?恥ずかしがってすごい勢いで否定するに決まってるから』と言ったらしい。
明言はしなかったものの、その場にいた全員がソレを『肯定』と受け止めたという…
ビックリしすぎてつい大声を出してしまった。
「ふふッ」
「ここ、笑うとこじゃないからね?」
「だって聞いた通りの反応だったから面白くて…ごめんね?」
ナルミちゃんの話によると、クラスの女子が拓磨に『黒井君は羽田さんと付き合ってるの?』と聞いたら、唇に人差し指を当てて意味ありげに微笑み、『その質問、樹里にはしないでね?恥ずかしがってすごい勢いで否定するに決まってるから』と言ったらしい。
明言はしなかったものの、その場にいた全員がソレを『肯定』と受け止めたという…