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アクマと私
第3章 中学一年生編【樹里 side】
これは、私が否定すればするほど泥沼にハマるパターンだ。

拓磨め、キスだけじゃなく学校でまでこんな嫌がらせをするなんて!

「それでね、相談ていうのは…」

あ、そうだった。拓磨への怒りで、主題のナルミちゃんの話を忘れるところだった…危ない危ない。

「えっとね、樹里ちゃん達は付き合ってどのくらいでキスした?」

「ブハッ」

ナルミちゃんはどうしてこう私を驚かせることばかり言い出すんだろう?




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