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アクマと私
第3章 中学一年生編【樹里 side】
「別にいいだろ?ウソをついたわけじゃないんだし」

いつものことだけど、こっちがこんなに怒っているのに涼しい顔をされると、自分の方が間違っているみたいで余計に腹立たしい。

拓磨とはきっと一生分かり合えないと思う。


「あのさ、そのうちママさんには言おうと思ってたんだけど、樹里にもついでに言っとくね?」

え、なんでここで話を変えるの?
もしかして私の話はもう終わったことになってる!?




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