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アクマと私
第3章 中学一年生編【樹里 side】
私は母から目を逸らし、自分の部屋に戻ってドアに鍵をかけた。

(知らないわよ、拓磨がどうしてるかなんて!)

今までもクラスが違うから学校で会うことも少なかったけど、最近は顔を見ることすら減った気がする。

出会ってからずっと拓磨の顔なんか見たくもないと思い続けていたのに、望みが叶っても解放感はなかった。





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