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アクマと私
第3章 中学一年生編【樹里 side】
──それから本当に拓磨はウチに来なくなって杏樹は駄々をこね、私は学習塾に放り込まれた。

「は〜…拓磨君どうしてるかしらね〜」

「そりゃ、勉強してるんじゃない?」

母がジトーッと恨みがましい目で私を見る。

「…受験勉強は口実で、本当は樹里がそんなだから、拓磨君に愛想尽かされたんじゃない?」

「どういう意味よ?もう!わけ分かんないこと言わないでよね!」




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