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アクマと私
第4章 中学三年生編1【樹里 side】
おばあちゃんは、そうだわ樹里ちゃんがいてくれるなら おじいちゃんが仕事から帰ってくるまで待とうと思っていた買い物に行ってきたいのだけど良いかしら?と、いつになく強引に話を決めて出掛けてしまった。

(ま、まあ、久しぶりだしね、お見舞いがてら顔を見ていこうかな〜)

ちょっぴり緊張しながら勝手知ったる黒井家に上がり、部屋のドアをノックすると
「はい」
記憶よりも低い拓磨の声がした。



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