パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第11章 シーン　11

　浅田部長とのメールの応酬が始まる。美人局ではないかと疑っている節があったけれど、丁寧なメールの応対でその疑惑も薄れ、プレイとしての縛りを楽しみたいと言う願望がある事も吐露された。あたしはビジネスとしてのプレイを望むけれど、実際は縛られると興奮する性癖があると言う事をメールで送信した。
　個人的な感情が入り混じったややこしい関係にはならない、けれど割り切ったビジネスだけではなく、官能的な香りの漂う、それでいて面倒な事にならない関係を相手に想像させる。丁寧なメールで安心感を与えながら先程味わった刺激をもう一度、それももっと過激にもっと厭らしく、誰に遠慮する必要のない状況で味わいたいと思わせるように仕向けていく。
『セックスはプレイのオプションに入っている？』
　来ると思っていた質問が来た。