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第12章 シーン　12

「ああ、いくっ！いくっ！」
　一度達しても、すぐ次の絶頂が訪れる。
「ああああ、またいくっ！」
　三度目の絶頂も連続してくる。
「またいくっ！またいくっ！」
　アクメは次第に間隔が短くなって訪れてくる。
「うわわわ、またよ、またよ、ああっ、駄目っ！駄目っ！」
　身体が浮き上がる浮遊感があって、オルガスムスの波は繋がったままいきっぱなしになって行く。もう自分でも何を言っているのか分からなかった。身体の筋肉が勝手に痙攣して自分を支え切れずやがて浅田部長の上に突っ伏すように寄りかかっていく。
　気がつくとあたしはベッドに横たわっていた。身体に巻き付いていた縄はなく、横で部長が煙草をくるらしている。