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寝取られ妻 3
第14章 シーン 14
 部長の声が荒い。
「大輔は全て承知しています。高原さんは何も知りませんし、何も気付いていません。大輔はあたしと部長とのことを知った上でさらにプレイに参加させようとしているんです。お嫌でなければお付き合い下さいませんか。」
 部長の隣に座り哀願するように言うあたしに部長の表情は抵抗を示していた。
「河井君と私が?いや、しかし…」
「やむを得ない事情があるのです。お願いします。」
 部長の反論を聞く暇もなく大輔がトイレから戻ってきた。
「どうです、まるで別人でしょう。私は妻と愛人の二人と毎日暮らしているような気持ちで居られるんですよ。」
「羨ましいですね、こんな素敵な奥さんは滅多にいないでしょう。」
 大輔の屈託のない表情と言葉に部長も合わせざるをえない。
「そう思いますか。里菜は本当に最高の妻ですよ。昼は淑女のように夜は娼婦のようにと言う最高の妻を表す言葉がありますが、里菜はぴったりですよ。」
「いやだあ、大輔さん。」
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