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第3章 シーン　3

　少なくともあたしは西塔さんや山口さん相手の最終テストと言う話を大輔が言いだしたときから、間違いなく単なる顔合わせでの首実験では終わらないと確信していた。だから実施するにあたってどこまでならエスカレートして良いかも確認したのだ。その過程で大輔ははっきりその意味を理解している事を示した。あたしと大輔は最終テストと言いながら、密かで淫靡なプレイを実行しようとしている。
「詩織、ちょっとこの人凄いよ！」
　突然、反対側に座っていた美奈が頓狂な声を上げた。
「なに？」
「山口さんのあれ、凄い大きい！」