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奴隷メイドオークション ~正しいメイドの育て方~
第3章 お披露目の練習
えっ……。
「ご主人様達は、みんな中出しするから。妊娠したくないでしょ?」
突然告げられ、頷く事しか出来ない。
だからさっき亜里沙ちゃんも、中に出されていたのが解った。
「そう言うことだから。食べ終えたら、トレイは廊下に出しといて。あっ、ご主人様に呼ばれてる時は、食後にシャワー浴びてからの方がいいよ。じゃあね」
梨香さんがドアを閉めた後も、私はトレイ持ったまま立ち尽くしてしまう。
愛してもいないご主人様に、私もいつか犯されるんだ……。食事に混ぜられた薬は、その準備。
テーブルにトレイを置き、メニューを見た。
ロールパンが2つ。彩りが綺麗なサラダとコンソメスープに、クリームソースのオムレツと付け合わせの温野菜。料理は暖かく、ご主人様達に出したのと同じメニュー。
食欲は無い。それでも、何とか全て食べ切った。
薬が入っているんなら、食べるしかない。愛してもいない人の子供なんて、妊娠したくない。
食べながら、涙が出そうだった。
でも、これが奴隷の食事。薬入りでも、メニューはご主人様達と同じ。
食後に、ご主人様の部屋に呼ばれている。
梨香さんに言われた通り手早くシャワーを浴びてから、私はトレイを個室の外に置いて、ご主人様の部屋へ向かった。
「食事は、ちゃんと食べられた?」
「はい。薬が入っていると、聞きましたから……」
ソファーの向かいに座らされて答える。
「あの薬は最初、一週間以上摂り続けないと効果が出ないんだ。その間、美桜は処女のまま」
ご主人様の言葉を聞いてホッとしたけど、一週間を過ぎたら犯されるんだろう。そう思うと、泣きたくなるのを堪えた。
「今日は、お披露目の練習をするよ」
「あの……。お披露目って……」
大広間で、何度か聞いた言葉。
「だから、これからその練習」
大きなテーブルに載るように言われ、戸惑いながらも言われた通りにする。
「脚を前に出して座って」
「はい……」
「両膝を立てて」
ご主人様が私の正面に立って言う。
今日のスカートは特別短い。普段のスカートですら短くて、膝を立てればアソコが見えてしまう。アソコを脚で隠すようにして膝を立てた。
「脚を広げて」
「えっ?」
体が震える。脚を開けば、下着を穿いてないアソコが丸見えになる。