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奴隷メイドオークション ~正しいメイドの育て方~
第5章 廊下での喘ぎ
「やっぱり美桜は、右が悦いんだ。それに、激しい方が……」
自分でも知らないうちに、右の乳首を激しく弄っていた。でももう頭がボーッとして来て、恥ずかしささえ忘れてしまう。
「お前、調教早いな」
「元々、淫らな子なんじゃないのかしら。本当に処女?」
「オークションのお墨付きだし、僕も見たから解るよ」
ご主人様の言葉の後、長男の声。
「愛っ、出すよっ」
聞こえてくる声も遠くからのように思えるくらい、自分の指の快感に酔っていた。
「はい。おしまい」
「あっ……」
ご主人様に両腕を引かれて、思わず甘さを含んだ溜息が漏れる。
我に返り、恥ずかしさから下を向いた。
長男は愛さんの口に出し、息を乱している。
現実に引き戻されると、恥ずかしくて堪らない。みんなが見ている前で、自分の指で悦がっていたなんて。信じたくなかったけど、現実のこと。
「美桜。あんまり1人でしちゃダメだよ。僕が見てない所で」
「はい。ご主人様……」
私は恥ずかしくて、そう答えることしか出来なかった。
「今日はもう、下がっていいよ」
「はい。失礼致します……」
急いで服を直し、厨房へ急ぐ。すぐ後に戻って来た愛さんに、優しく背中を撫でられた。
食事の片付けの後執事に言われたのは、屋敷内の清掃。
メイドへの指示は普通執事が出すそうだが、執事に他の用があると愛さんが指示を出すのを聞いた、
まだ経験の無い私は、次男専用メイドの亜里沙ちゃんと一緒に廊下の担当をすることに。
「30分くらいで、私達も昼食ですからー」
亜里沙ちゃんの言葉に頷くと、雑巾を渡される。
「え? モップじゃなくて?」
「はい。雑巾がけですー」
この広い廊下を30分で綺麗にするなんて無理。それに雑巾は乾いていて、乾拭きをするだけ。絨毯に乾拭きをして何になるのかと思った私に、それを察したらしい亜里沙ちゃんが笑い掛けた。
「何でもいいんですー。30分で、出来る所まででいいんですよー。ゆっくりでー」
安心した私は、言われた通りに雑巾を持って膝を着く。
「えっ?」
「美桜さん? どうしたんですかー?」
「だって……」
廊下に膝を着くと、短すぎるスカートの中は後ろから丸見え。下着は穿いていないから、アソコを丸出しにしているのと同じ。ニーソックスなんて、何の役にも立たない。