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奴隷メイドオークション ~正しいメイドの育て方~
第11章 予期せぬ衝撃
―― 予期せぬ衝撃 ーー
ご主人様が娯楽室の手前のドアを開ける。愛さんについて中へ入ると、大きなソファーで、長男が服を脱がせた梨香さんの乳首をしゃぶっていた。
「あっ、あんっ」
私はつい目を逸らす。梨香さんだって、自分だけが全裸の所を見られたくないだろう。私だったら恥ずかしくて堪らない。
「ああっ、はあっ」
「待ってたよ」
長男に言われ、愛さんと一緒にお辞儀をする。
「え……」
頭を上げた私の目に入ったのは、広い部屋の中央にある大きすぎるベッド。それに合わせた大きな掛け布団は、入口の横に畳んである。
その周りには、やはり大きなソファーが90度間隔に四つ置いてあった。奥には広い風呂場もあるけど、全面がガラス張りで全てが見える。
部屋自体も豪華で、中央の天井には大きなシャンデリア。絨毯は毛足が長く、靴が半分埋まるくらい。壁には、いくつもの大きな絵画や美術品が飾られている。
この部屋が何の為の部屋なのか解らない。来客用の部屋とは、雰囲気が違った。
「全員揃ったな。さあ、始めようか」
いったい何なのか、私は周りの動きを窺う。
嫌な予感しかしない。
大きいソファーなのに、長男はわざと梨香さんと密着して座る。ご主人様は、その向こうのソファーに1人で座った。
愛さんの姿を探すと、靴を脱いでベッドの上にいる。
「美桜、おいで」
私でも、こんな大きさのベッドは見たことがない。
靴を脱いで載ると、スプリングが絶妙。硬すぎず、柔らか過ぎない。この大きさからしても特注だろうと考えていた時、愛さんが抱きしめてくる。
「え……」
戸惑う私を見て、ご主人様が立ち上がった。
「美桜。今日は兄さんの誕生日祝いに、僕と兄さんを楽しませて。愛と梨香と一緒に。前から計画してたんだ」
言ってから、ご主人様が座る。
「頼むよ」
長男も、梨香さんの乳房を揉みながら言う。
「美桜、悦がってるだけでいいから……」
愛さんに耳元で囁かれ、返事の代わりに愛さんを見つめて腕を握った。
すぐに愛さんが、私の背中のジッパーを降ろしてくる。愛さんは自分でジッパーを降ろし、脱いだメイド服をベッドの下へ投げた。
「美桜……」
愛さんが私のメイド服も脱がせ、同じように投げる。