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奴隷メイドオークション ~正しいメイドの育て方~
第12章 衝撃と決意
梨香さんがシャワーに行くのをまだはっきりしない視界で見ていると、愛さんがティッシュでアソコを拭いてくれていた。ベッドに垂れるくらい密が溢れているようで、お尻の方まで拭かれる。
まだ息が乱れてお礼は口に出来ず、虚ろな目で愛さんを見つめた。愛さんは優しい表情で、拭き終えた後に髪を撫でてくれる。
「処女なのに、いい顔していい声出すよな。元々素質があるんだろうな」
いやらしくなるように、調教されてしまった。それとも、元々私がいやらしいのか。
でも私は、もうそれを恥ずかしいと考えるのを、やめようと思った。
ここにいれば、いつかご主人様と本当のセックスをする日が来る。その時少しでも気持ち悦い方が、多分楽なはず。
まだアソコがヒクヒクとしている。それでももう一度と言われたら、素直に応じてしまいそうだった。
ここからは。この世界のルールからは、逃げられない。
それなら、快感に身を委ねる方が楽しめる。私がどんなに感じても喘いでも、喜ばれはしても、責められたりはしない。
「はぁっ……」
私はまだ甘さを残した溜息をついた。
個室に戻ってシャワーを浴びた後、ノックの音。
「……美桜?」
愛さんの声。
まだ濡れた髪を拭きながら愛さんを個室に入れ、一緒にベッドに座った。
「さっきの、ごめんね。昨日、美桜のご主人様に言われてたんだけど。美桜には言い出せなくて……」
ご主人様と愛さんが昨日廊下で話していたのは、さっきことだったのか。そう考えたけど、先に聞かなくてよかったかもしれないと思った。
「先に聞いてたら、それまで、ずっと憂鬱だったと思うから。結果は同じだし。大丈夫です」
「美桜……」
愛さんが私の背中を撫でる。
「私。慣れることにしました。ここでの生活に」
「美桜?」
愛さんが心配そうに見つめてくる。
「早く出られるように、ご主人様にもっとご奉仕します」
私がここから出られるのは、少なくとも10年以上も後。それなら、開き直るしかない。ご主人様の言うことを聞き、近々セックスする。
本物のセックスで悦がり喜んでもらい、可愛がられるしかない。そう決心した。
それは、さっきの乱交がきっかけ。