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奴隷メイドオークション ~正しいメイドの育て方~
第14章 ご主人様の外泊
「ヤぁっ、もっ、あっ、ヘっ、ンっ、イヤぁぁっ! んっ……」
一瞬、真っ白になる頭。さっきよりも全身がビクビクと震え、力が抜けていく。もうシーツから手も離れていた。
「美桜? 気持悦かった?」
ボンヤリとした視界のまま、小さく頷く。
「僕も、気持ち悦くしてくれる?」
また頷き、目の前に出された男性器をしゃぶる。
「気持ち悦いよ、美桜……」
ご主人様は、私が苦しくならないように軽く腰を揺らす。
「美桜? 出していい?」
動きに合わせて頷いた。
「はぁっ、んんっ」
「美桜っ……」
口の中で何かが弾けたよう。口の奥に出されたザーメンをゴクリと飲み、溜息を漏らす。
ご主人様がアソコを拭いてくれた後、添い寝して後ろから抱きしめられる。
「ご主人、様……」
「美桜? 本当のセックスする日、知っておきたい? いきなりの方がいい?」
訊かれて、私は少し考えた。
日にちを宣告されれば、それまで毎日考えてしまう。でもそれは、いきなりでも同じだろう。いきなりの方が怖くなって、抵抗してしまうかもしれない。
覚悟しておいた方が楽。
「決めてください。ご主人様が……」
そう言うと、ご主人様は枕元のスマホを取った。私からは見えないけど、予定のチェックをしているようだ。
「次の土曜にしよう。その方が、美桜も翌日休めるだろう? 折角の休日を、潰すかもしれないけど」
「はい。かしこまりました」
私はハッキリと答えた。
「それまで、こういう事は控えようかな。本番に、何度もたっぷり出るように」
ご主人様が笑いながら言う。
「まだ少し先だけど。やっと美桜が、僕だけのモノになるんだ」
抱きしめられ、ご主人様の胸に顔を着けて目を閉じた。
オークションで奴隷を買うような人でも、「僕だけのモノ」なんてことに拘るのだろうか? それとも、本当に「物」としての扱いなのか。私にとっては恥ずかしすぎるオシオキをしたり、急に優しくなったり。益々ご主人様が解らなくなる。
私は、暫く休んでから個室に戻った。
夕食の配膳後は、愛さんと奈々ちゃんが食卓に呼ばれている。残りの3人は厨房の椅子に座ってお喋りをしていたけど、時折喘ぎ声が聞こえてきた。