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隠密の華
第8章 七

――だが、しかし。突然扉の方からワイワイと人の声が聞こえてくると、私は驚きながら扉の方へ視線を向ける。……男達の声だ。まさか、城の兵士達が?その疑問は扉が開き、裸姿の兵士達が入ってくるとすぐに解けた。

「……そんな馬鹿な」

嘘だ。何でこのタイミングで……。

「白夜様!?と、胡蝶様!?」

私が唖然としながら兵士達を見ていると、兵士の一人が私達に気付き驚きの声を上げる。そして、すいません!と扉から出て行くと、他の兵士達も頭を下げ、続いて出て行く。……ただ一人。桐を除いては。

「……みや……いや、胡蝶……」

扉の前に立ち尽くしたまま私達の方を見つめ、桐は呟く。そんな桐へ、白夜が冷淡に言い放つ。

「お前も早く出て行け」

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