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隠密の華
第14章 十三

「元々は密命を下した俺の責任。お前を一生守ると誓う。責任どうのこうのではなく、俺は都を愛している」



優しく微笑む設樂様へ視線を向けると、再び体を抱き締められる。



「都、俺のものになってくれ」

「っ……」

「ダメか?」



甘える様な声で囁かれると、一瞬眩暈がした。





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