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隠密の華
第15章 十四

「都、俺はずっと待ってる。だから……行ってこい」

「えっ?い、良いのか?桐」

「仕方ねーだろ!その代わり一月しか待たない。それまでに戻って来なかったら、俺が今度はお前の前から消える。分かったな?」

「分かった……」


桐の言葉に返事を返しながら、両拳を強く握り締めた。

申し訳ないし、桐には感謝している……。


「さよならだな、都」


微笑みながら桐が話したこの言葉の意味を、どんな気持ちで言ったのか、この時の私はまだ分かっていなかった。

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