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隠密の華
第4章 三

するとすぐに紫水が縄を解き、話しながら私の両手を握る。

「綺麗な手だね。この手も、今日から私のものだ。火凰国の女など買っても意味がないと思っていたけど、お前は違うようだ……」

……なんて冷たい手だ。声に覇気もなく、全く紫水からは生気が感じられない。それなのに――

「私は軍の人間だからね、人の目を見れば分かるんだよ。お前……ただの捕虜じゃないだろ?」

突然私を見る紫水の目付きが変わると、私は体を強張らせた。
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