この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
終止符.
第10章 寂寥(せきりょう)
妻の乳房を握り締め、その先にしゃぶりつく篠崎が見える。
音を立てて吸い付き、歯を立てて痕を残す。
仰け反って喘ぐ妻の割れ目にそそり立つものをあて、溢れ出す熱い場所に一気に突き立てた。
「っあぁっ!…」
奈緒は中指を自分に差し込み浅い場所を縦に擦った。
熱く濡れた内壁が指にまとわりついて音を立てる。
クチュクチュクチュ…
ざらついた場所をゆっくりと擦りながら、指を根元まで差し込み、指先だけを上下に震わせる。
「んン…っあぁ…」
指をゆっくりと引き抜きながら花弁を分け、蕾を揺らす。
「あ、あなた…もっとちょうだい…」
妻の声が聞こえる。
奈緒は滑らかになった指をまた中へ押し込み、蜜と戯れながら締め付けてくる肉壁を左右に何度も押し退けた。
熱く痺れ出す。
呼吸が乱れる。
「あなた…あなたもっと…」
奈緒は指を二本に増やし、捕らえようと寄って来る壁を擦り上げ、指を曲げ、伸ばし、かき回し、震わせた。
「はぅっ…んンッ…あぁっ…あぁっ…」
グチュグチュと淫らな音が激しくなる。
両膝を大きく開き、腰を高く浮かせ、指を深く挿れたまま、奈緒は妖しく腰をくねらせた。
指を食べる。
浅く吐き出し、深く呑み込む…
曲がった指を締め付けながら擦る。
「あぁっ…あぁっ…部長…私に…私に…」
熱い
しごかれて熱い
あの人に
突き刺して欲しい…
奈緒は腰を振った。
二人の交わりを見ながら、激しく腰を振った。
ベッドは軋み、呼吸は乱れ、蜜が迸る。
そして、奈緒の声が響く。
「やめて…そんな事しないで…あぁっ…あぁっ…部長…私だけにして…あぁっ…そう…あぁもっと…もっと…もっときて……あぁ凄い…あぁ、あっあっ…部長…素敵…んンっ…い、イクっ…ッあっ、イクっイクっ…あぁっ、あぁっ…あぁあァァァっ…」
奈緒は一人のベッドで果てた。
ぐったりと目を閉じると、篠崎に後ろから突き上げられ、顔を紅潮させている妻がいた。
奈緒を見つめて嬉しそうに微笑み、悶えながら叫び声を上げ、激しく腰を震わせて果てた。
奈緒の嫉妬は届かない。
脱力感と虚しさが奈緒を包み込んだ。
これから何度も味わう事だと奈緒は思った。
『僕、慰めるのは得意だよ。』
ねぇ
純、
私を慰めて…
音を立てて吸い付き、歯を立てて痕を残す。
仰け反って喘ぐ妻の割れ目にそそり立つものをあて、溢れ出す熱い場所に一気に突き立てた。
「っあぁっ!…」
奈緒は中指を自分に差し込み浅い場所を縦に擦った。
熱く濡れた内壁が指にまとわりついて音を立てる。
クチュクチュクチュ…
ざらついた場所をゆっくりと擦りながら、指を根元まで差し込み、指先だけを上下に震わせる。
「んン…っあぁ…」
指をゆっくりと引き抜きながら花弁を分け、蕾を揺らす。
「あ、あなた…もっとちょうだい…」
妻の声が聞こえる。
奈緒は滑らかになった指をまた中へ押し込み、蜜と戯れながら締め付けてくる肉壁を左右に何度も押し退けた。
熱く痺れ出す。
呼吸が乱れる。
「あなた…あなたもっと…」
奈緒は指を二本に増やし、捕らえようと寄って来る壁を擦り上げ、指を曲げ、伸ばし、かき回し、震わせた。
「はぅっ…んンッ…あぁっ…あぁっ…」
グチュグチュと淫らな音が激しくなる。
両膝を大きく開き、腰を高く浮かせ、指を深く挿れたまま、奈緒は妖しく腰をくねらせた。
指を食べる。
浅く吐き出し、深く呑み込む…
曲がった指を締め付けながら擦る。
「あぁっ…あぁっ…部長…私に…私に…」
熱い
しごかれて熱い
あの人に
突き刺して欲しい…
奈緒は腰を振った。
二人の交わりを見ながら、激しく腰を振った。
ベッドは軋み、呼吸は乱れ、蜜が迸る。
そして、奈緒の声が響く。
「やめて…そんな事しないで…あぁっ…あぁっ…部長…私だけにして…あぁっ…そう…あぁもっと…もっと…もっときて……あぁ凄い…あぁ、あっあっ…部長…素敵…んンっ…い、イクっ…ッあっ、イクっイクっ…あぁっ、あぁっ…あぁあァァァっ…」
奈緒は一人のベッドで果てた。
ぐったりと目を閉じると、篠崎に後ろから突き上げられ、顔を紅潮させている妻がいた。
奈緒を見つめて嬉しそうに微笑み、悶えながら叫び声を上げ、激しく腰を震わせて果てた。
奈緒の嫉妬は届かない。
脱力感と虚しさが奈緒を包み込んだ。
これから何度も味わう事だと奈緒は思った。
『僕、慰めるのは得意だよ。』
ねぇ
純、
私を慰めて…