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第20章 恵子と

向かい合わせで食べている
妻の表情を楽しみました。

時折、目を瞑り快感に
耐えているような顔をします。

妻は早く、そこを離れたがって
いましたが私はわざと遅らせて
デザートを注文して仕上げの
コーヒーもゆっくりと味わいました。

その間、当然のように
ＯＮ、ＯＦＦは
かなり繰り返しました。

本当に堪らないって目で
見つめて来る妻が可愛らしいです。

ようやく食事を終えて立ち上がりました。

その時、妻の顔が
やれやれこれで逃れられる
って感じだったのが印象的です。