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寝取られの向こう側
第20章 恵子と
妻「あの~」

私「なんだい?」

先ほどまでは柔和な顔つきだった妻が
急に緊張した真顔で、
妻「私、あなたに嘘をついていました」

私「・・・。」

妻「旅行に誘われたっていうのは
実は嘘だったのです。
本当はお仕事だったのです」

え?そんなことを打ち明けて妻は
どうするつもりなんでしょう?

良く事情を聴いてから適切に答えないと
私の方の秘密がバレてしまいます。

私「どういう事?」

穏やかな表情だけれども
少し緊張した顔を作って応えます。

妻「実はあなたも知っていると思いますが
姉がバイトをしていた会社の
仕事だったのです」

私「よく分からないなぁ。
もう少し詳しく話してくれないか」
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