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寝取られの向こう側
第21章 三上夫人・亜希子さんと
私「さぁ~、ご主人の所に行きましょう。
首を長くして待っている筈ですから」

亜「はい」

吹っ切れたような明るい返事でした。

私「ウィッグを着けますか」

亜「いいえ、このままで
主人に会いたいです。
もう少し頭皮に風を
感じていたいですから~」

道行く人は皆、歩みを止めて
亜季子さんに見惚れていました。

そりゃそうでしょう。

マタニティー姿の尼さんです。

スキンヘッドがとても似合っている
美人さんなのですから。

三上氏に電話をして
車を回してもらいました。
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