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続おデブが愛されちゃダメですか?
第10章 隼人と要、菫さんにカミングアウト
真が、彩香の惚気話を延々としている間に

芦屋の長谷川本家に到着した。

まるで迎賓館?大使館?凄い立派な邸宅だ。

自動で立派な門が開き、

車が滑るように入っていった。

車寄があって、お手伝いさん達が並んで待っていた。

真「隼人、いよいよだな?戦いに行こう!

俺も、彩香も、お前らの身方だ。」

真面目な顔で、隼人を見つめ呟いた。

隼人「真、ありがとう。行こうか?」

運転手と近藤が、先に降りて、

隼人と真を降ろすために、車の扉を開けた。

二人が降りると、お手伝いさん達が一斉に頭を下げ

「いらっしゃいませ」って、挨拶した。

二人は、近藤に連れられて、

菫の待つ応接間に通された。

トントン「菫様、近藤でございます。

ただいま戻りました。」
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