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第10章 隼人と要、菫さんにカミングアウト

隼人「お～い真？何ブツブツブツ言ってるんだよ？」

真「ハァ？」

隼人「また彩香ちゃんの事を考えてただろ？」

真「悪いかよ？」

隼人「お前って、本当に彩香ちゃんの事

好きなんだな？あんまり束縛すると、嫌われるぞ？」

「俺、束縛はしてないぞ！

ただ愛してるだけだ❤️俺は、彩香を愛してる

ずっと引っ付いていたい。

彩香に触れてると落ち着くんだ。

彩香がいないと眠れない。彩香の体温と鼓動が

俺をぐっすり眠らせてくれるんだ。

今日は、寝れない。絶対に寝れない。

彩香と暮らすようになって、

二人でいる幸せと、一人になった時の寂しさの、

両方の感覚を知ったんだ。

誰かが、自分の家に入るのさえ嫌だったんだ。

なのに、彩香とは一緒に暮らしたいと思った。

俺のパーソナルスペースに入られて

心地良いのは彩香だけだ。彩香がいないと困る。」