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続おデブが愛されちゃダメですか?
第10章 隼人と要、菫さんにカミングアウト
隼人は、そこで怯むことなく、

真っ直ぐ菫さんを見つめて言い放った。

隼人「おっしゃる通り、私はゲイです。

女性と交わる事は考えられません。

私の恋人は、男性です。愛し合っています。

だから、お見合いはしませんし、

女性と結婚するつもりもありません。」

隼人は、言いきって涙を流していた。

菫「隼人?何で泣くんや?泣かなアカンほど

しょうもない男か?そいつは?

それとも、ゲイやって事を卑下してるんか?」

隼人「要は、立派な人間です。

そして、けっして卑下しているのではありません。

明日、彩香ちゃんと一緒に来てくれます。

会って頂けますか?」

菫「そうか、明日来るんか?それやったら

楽しみにしとこか?

それはそうと、親には話して無いんやろ?

お母ちゃん、お見合い楽しみにしてたで?

早う孫の顔見たいゆうてたわ。

卒倒するんちゃうか?熱出して寝込むで?」

隼人は、想像できたから、ぞっとした。
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