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第10章 隼人と要、菫さんにカミングアウト

隼人「真、ありがとう」ポロポロ涙を流して

号泣していた。真の言葉が嬉しくて、嬉しくて

涙が止まらなかった。

菫「隼人は、良い友達に恵まれて、幸せだね？

良い友は、一番の財産や。大事にしいや。

真さん、ありがとう。安心したわ。

隼人をよろしくお願いします。

あんたら、お腹すいたやろ？

お茶も出さんかったな？

話があるんやろうと思ったから、

誰も来ないように言っといたんや。

せっかく来てくれたのに、悪かったな？

さぁ、食事にしよか？

話は、彩香ちゃんと要さんが来てからやな？

今晩は、食べて飲むで！ほな、行こか？」

菫は、二人を連れてダイニングに向かった。

二人は、いっぱい飲まされることを覚悟した。(笑)

隼人は、ひとつハードルをクリアしたことに

安堵したけど、もう二つハードルである、

父と母を思うとげんなりした。

だけど、頑張れると確信した。