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毒蜜喰らわば
第12章 イタコの孫が見通した、愛・・
「堀内さん・・なにを話したいんだろう?」

「さあ・・進もなにも言ってくれないの。でもね、何か調べていたわ。
 昨日の土曜日には堀内さんと進が2人で出かけてさ、帰ってきてから
 どこへ行ってきたのって聞いたら恋願神社だっていうのよ」

「えっ?恋願神社?」

あの日、すべては恋願神社に引き寄せられたのではないだろうか。
茂とミッドスクエアから蛍庭園にむかう時、はるか後方にある恋願神社に心が向いた。
その後、進と雅斗に偶然会って、雅斗は私と茂が出会った時期を聞いてきた。
私と茂の出会いは、恋願神社にお参りした直後。
あの神社にはなにかあるのだろうか?
私とかかわりでもあるのだろうか?
御神木で触れた手、色が変わってしまった御朱印。
それらすべて、恋願神社に原因があるのではないか・・

「わかった、堀内さんと話してみる。で、いつ?どこで会えばいい?」

「恋願神社で会いたいって」

「え?どうして?」

「よくわかんないんだけど、そこが一番話しやすいらしいの。
 進も私も一緒に行くからあんまり心配しないで。今週の土曜日、都合どう?」

「うん、大丈夫よ」

土曜の2時に恋願神社の鳥居の下で待ち合わせと決めて電話を切った。

堀内雅斗はいったい何を話すのだろう?
イタコの孫は恋願神社で何を調べ何を知ったのか。

恋願神社。すべての答えはここにある。
きっと、間違いなく、ここから始まりここで終わるのだ・・・



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