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 ロリ放題の世界
第8章  地下アイドルちゃん

「マリナちゃん。痛く、ないの?」
「大、丈夫ぅっ、んんっ」
 少しは感じているようだ。アナルへの抜き差しがオマンコに響く、と同人誌で読んだ。本当か定かではないが……。
「はあっ……。ああっ……」
 いやらしい事をしていると思うと、マリナは感じる体質。それは今までで解っている。
 キツイ中を抜き挿しするせいで、情けないが限界が早い。
「マリナ、ちゃんっ、出すよっ……」
「出してぇっ、マリナの中にっ、出してぇっ」
 その台詞を聞いてフィニッシュ。
 マリナはそのまま前に俯せ、荒い呼吸をしている。俺はその横に転がった。
「マリナちゃんのオマンコもオシリも、凄く気持ち良かったよ」
「やあんっ」
 そう言うが、マリナは笑顔。
「先にシャワー浴びてきていいよ」
「はーい」
 順番にシャワー浴び、今度はちゃんとパンツを穿かせてラブホを出た。
 陽が暮れかかっている中、街の方へ戻る。
「もうすぐ、時間だね。1日、ありがとう。送ってくよ」
 そう言うと、マリナが首を振った。
「ううん。ここで、いい……」
 何だか少し悲し気な表情に、ドキリとさせられる。
「お兄ちゃん。王国に、帰っちゃうの? もう、ライブ観に来てくれないの?」
 その台詞には、胸が痛む。
 黒いシミに入る度、場所が全く違う。多分。もう二度と会えないだろう。
「俺は、旅の途中なんだ。ゴメン……」
「……うん。解った」
 そう言うと、マリナが抱き着いてくる。抱き着かれても、頭は俺の胸辺り。改めて小ささを実感した。
「ありがとう。お兄ちゃん」
 俺から離れたマリナが一歩下がる。
「じゃあねっ!」
 手を振ってから、マリナが背を向けて走って行く。
 俺は、その後ろ姿が角を曲がるまで見つめていた。
「さて。帰るか……」
 何となく独り言を口にしてから、ゆっくりと歩き出す。
 マリナが曲がった角を過ぎ、街の出口が見えてくると、俺は少し足を速めた。


第9章へつづく。


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