この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第5章 指定避難所だから・・・
『指輪・・・付けねぇの?』


またしても、ぶしつけ発言?
(相当ヨケーなお世話だよな?)


『?・・・うん。あんま好きじゃない』


最近は
初めから付けないヤツも多いらしいけど
(職業によりけりとか、費用とか、それもまた
時代のスタイルだとかで?)

マリアは
持ってる…けど付けてないって感じだ。


男ならそんなヤツも多いけどな?

女は大抵つけてるイメージだ。

夫婦の証である、それを。



『女の子には、それもファッションの
一部~じゃねぇの?』



マリアは普通にオシャレそうな感じだし…

なんて

とりとめのないことばっか聞いてんな俺。



『うん…。好きだけど
意味のないものは…付けたくない』



『・・・』



意味のないもの・・・デスカ。


なんか、その一言で
広範囲に渡って決定的なことが
見栄隠れすんのは俺だけか?



『あの・・・私そろそろ』


『ん…あぁ、うん。
わざわざ足労かけて悪かったね』




『そんな、とんでもないよ。
また、ごちそうにまでなっちゃって…
かえって悪いことを…』


また、えらく謙遜して
すまなそうにするマリアを連れて
店を出ると


目とはなの先だが

駅まで送っていった。





そして・・・


なぜだか知らないが・・・俺は





『・・・コレさ、自分のケータイ?』





俺のケータイの着信画面を
マリアの前に突き出した。



/1222ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ