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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第29章 果たされぬ・・・約束
突然からんできた
泣くわ、わめくは
しまいにゃヤンキーだわ
忙しいプッツンオンナ・・・
家出娘・・・自称、エリカ?
(いかにも…いっっっっかにも
偽名みてぇな名前だろぉが…(ひどすぎ…?))
・・・を、前に
『ハァ~・・・』
ため息しか出ねぇよ…クソ
『いいか?…
相手の立場になって考えてみろ?
お前がもし、知らない男に
突然、家に泊めてくれなんて言われたら
家にあげるか?
どこの誰かわかんねぇ男を
お前は女だ…俺より
警戒だってするだろフツー?…ちがうか?』
『ん~~・・・
好みのタイプだったら…ォケしちゃう♪』
・・・
・・・・・・
『・・・ハァ~・・・』
言う相手を間違えたぜ…確実に
マトモに取り合うな…ウン
そうだった
『俺は、お前に何の義理もない上に
お前の事がちっとも好みのタイプでもない…
だから断る・・・~じゃあな』
『ひっ…ひとでなしぃ~~っ!!!』
『ハァ~・・・だから
安全なように、警察に届けてやるって』
『~~~~う…っ』
『泣いてもダメだ…~ほら、いくぞ』
俺は際限なく、わめき散らしそうな
ソイツの手を引いて
自宅前からはなれる
『っ…いやだ…!』
『ダメだ…何度頼まれても
泣かれても答えは同じ
無駄な体力使わないで
さっさとしろ…』
『~~っ!もぉっ…疲れちゃったよ!』
それ・・・確実に
俺のセリフ
『ごちゃごちゃ言うなら
ここに警察呼ぶぞ?』
『っ…ぅわぁぁぁぁぁんっ…!!
もぉイヤだよぉっ!お金もないし!
寝る場所もないしぃっ
足も痛いし!もう一歩も歩けないっ!
ここから動かないっ!!!』
『・・・、・・・ハァ』
本音を言えば
俺も…もう
一歩たりとも…歩きたくないくらい
ヘトヘトだった
泣くわ、わめくは
しまいにゃヤンキーだわ
忙しいプッツンオンナ・・・
家出娘・・・自称、エリカ?
(いかにも…いっっっっかにも
偽名みてぇな名前だろぉが…(ひどすぎ…?))
・・・を、前に
『ハァ~・・・』
ため息しか出ねぇよ…クソ
『いいか?…
相手の立場になって考えてみろ?
お前がもし、知らない男に
突然、家に泊めてくれなんて言われたら
家にあげるか?
どこの誰かわかんねぇ男を
お前は女だ…俺より
警戒だってするだろフツー?…ちがうか?』
『ん~~・・・
好みのタイプだったら…ォケしちゃう♪』
・・・
・・・・・・
『・・・ハァ~・・・』
言う相手を間違えたぜ…確実に
マトモに取り合うな…ウン
そうだった
『俺は、お前に何の義理もない上に
お前の事がちっとも好みのタイプでもない…
だから断る・・・~じゃあな』
『ひっ…ひとでなしぃ~~っ!!!』
『ハァ~・・・だから
安全なように、警察に届けてやるって』
『~~~~う…っ』
『泣いてもダメだ…~ほら、いくぞ』
俺は際限なく、わめき散らしそうな
ソイツの手を引いて
自宅前からはなれる
『っ…いやだ…!』
『ダメだ…何度頼まれても
泣かれても答えは同じ
無駄な体力使わないで
さっさとしろ…』
『~~っ!もぉっ…疲れちゃったよ!』
それ・・・確実に
俺のセリフ
『ごちゃごちゃ言うなら
ここに警察呼ぶぞ?』
『っ…ぅわぁぁぁぁぁんっ…!!
もぉイヤだよぉっ!お金もないし!
寝る場所もないしぃっ
足も痛いし!もう一歩も歩けないっ!
ここから動かないっ!!!』
『・・・、・・・ハァ』
本音を言えば
俺も…もう
一歩たりとも…歩きたくないくらい
ヘトヘトだった